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【関連情報】『イノベーション・エコシステムの誕生』(九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センター永田晃也センター長編著)に、福岡地域戦略推進協議会が日本におけるケーススタディとして紹介されています

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九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センター永田晃也センター長編著による『イノベーション・エコシステムの誕生~日本における発見と政策課題』(中央経済社刊)において、日本でのイノベーション・エコシステム萌芽のケーススタディとして福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)が紹介されています。

同書は、「序論」ならびに「イノベーション・プロセスをシステムとして捉える視座の変遷」、「イノベーション・エコシステムの概念」、「イノベーション・エコシステムの実在:シリコンバレー再訪」、「日本におけるイノベーション・エコシステムの萌芽」、「日本におけるイノベーション・エコシステムの萌芽」、「イノベーション・エコシステムの類型と構成要件」、「イノベーション・エコシステム構築への挑戦」、「イノベーション・エコシステムの構築をめぐる事業評価に向けて」の8章で構成。

イノベーション・エコシステムに独自の概念定義を与え、国内にイノベーション・エコシステムの類型と萌芽を探索し、そこからエコシステムの類型と構成要件を析出。その結果に基づいてエコシステムの成長状態を補足するためのフレームワークを開発するとともに、エコシステムの多様性などを解明、といった内容となっています。

そして第5章において、日本でのイノベーション・エコシステム萌芽のケーススタディとして富山大学『地域活性化人材育成』、鶴岡市と慶応大学『鶴岡バイオクラスターの形成』、新潟市『航空機関連産業の集積』に加えて、FDCについては、組織概要、事業のキーパーソン、事業の沿革、事業の具体的内容、大学との連携などが紹介されています。

FDCは、内閣府「スタートアップグローバル拠点都市」事業に採択された福岡スタートアップエコシステムの事務局も担っており、今後も取り組みをを進めてまいります。