この度、福岡地域戦略推進協議会(FDC)会員である日本経済大学(太宰府市、学長 都築 明寿香氏)が、ロシア ニジニ・ノヴゴロド言語大学と「学術交流協定」及び「学生派遣協定」を締結されましたので、ここにお知らせいたします。
以下詳細となります。
ニジニ・ノヴゴロド言語大学は、1937年に設立されたロシア屈指の言語系大学です。
現在6つの学部に24の学科があり、約3000名が16の専門言語を学んでいます。
日本語については、日本の国際交流基金などを通じ20年以上にわたり日本語ネイティブ講師を招聘し、質の高い授業を実施。現在、日本語コースには約150名の学生が在籍しています。
ニジニ・ノヴゴロド言語大学は今年7月、これまでの言語主体の教育プログラムから一歩踏み出し、経済に強い大学を目指す構想を掲げ、「グローバル経済・情報専攻」、「国際マネジメント専攻」などを学ぶ「社会科学部」を新設しました。
日本経済大学では、このニジニ・ノヴゴロド言語大学の掲げる構想は同大学が専門とする経済学の分野と親和性が高く、重層的な交流が期待されると判断し、今回の協定締結に至りました。
この協定により、日露交流の発展に貢献する人材の育成を目指し、まずは学生交換を中心に交流を促進する計画で、その交流プロジェクトの第1弾として、本学によるオンライン日本語講座を10月12日から実施する予定です。
また、来年4月に「ロシア語」講座の開設、更に、ロシアと日本の経済・文化の結びつきにフォーカスした「ロシアの文化と経済」等の科目の開設も検討をしています。
併せて、協定締結にあたり開催したロシアローカルメディア向け共同記者会見において、両学長よりなされた様々な取り組み提案をもとに、今後行動計画を明文化したロードマップを作成し連携を深めながら取り組みを進めます。
なお、今回の共同記者会見で、福岡地域戦略推進協議会前田真事務局次長が祝辞を披露いたしましたのであわせてご紹介いたします。
前田真事務局次長の祝辞は下記の通りです。
協定締結調印式にあたっての祝辞
2020年9月16日
福岡地域戦略推進協議会 事務局次長 前田真
日本経済大学、ニジニ・ノヴゴロド国立言語大学両校の「学術交流協定」及び「学生派遣協定」締結、誠におめでとうございます。
本協定により、両大学の教育・研究がさらに活性化される事、また、それぞれのキャンパス立地地域における社会活動展開が進められる事を期待しております。
日本経済大学におかれましては、建学の精神である「個性の伸展による創造的経済人の育成」に基づき、本協定の具体的展開により、学生、教員・職員のグローバル人材としての育成等が進展する事だと思います。
また、ニジニ・ノヴゴロド国立言語大学は、これまで日本語教育の分野において、すでに20年以上に亘り、日本との人的交流を進めて来た実績を積み重ねられており、本協定により、福岡・九州の地での更なる活躍を大いに期待しております。
当協議会は、福岡の新しい将来像を描き、地域の国際競争力を強化するために成長戦略の策定から推進までを一貫して行う、産学官民一体となって質の高い成長ができる土壌を作るシンク&ドゥタンクの組織です。本協定により、両大学にて進められる学術交流、学生派遣等において、地域との交流等の事業が進められる際は、ご支援させて頂ければと幸いです。
本日は、両大学の協定締結、本当におめでとうございます。
【本件に関する問い合わせ先】
日本経済大学 福岡キャンパス 国際部:松崎(まつざき)
TEL: 092-922-5131 Mail:matsuzaki@fk.jue.ac.jp FAX : 092-921-9831