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【プレスリリース】福岡市実証実験フルサポート事業 『波エネルギーによる発電システムの実用化に向けた実証実験』を開始します!

プレスリリース

福岡地域戦略推進協議会(FDC)と福岡市では、AIやIoT等の先端技術を活用した社会課題の解決等に繋がる実証実験プロジェクトを全国から募集し、福岡市での実証実験をサポートする「福岡市実証実験フルサポート事業」を実施しております。

 福岡市は、脱炭素社会の実現に向け「2040年度 温室効果ガス排出量実質ゼロ」のチャレンジを掲げ、2030年度における温室効果ガス削減目標を2013年度比で国の46%を上回る50%削減とし、様々な取組みを進めています。 
この度、更なる再生可能エネルギーの普及促進に向けて、本格的な実用に至っていない波力発電に関して、発電設備の安全性や設置性、ひき波の影響の検証など、実用化に向けた実証実験を実施します。 

 1 実施事業者
Yellow Duck株式会社 
代表取締役 中山 繁生 

 2 実証実験の概要
 (1)概要
  博多漁港(福岡市鮮魚市場内)の護岸の一部に発電設備(実証機)を設置し、波エネルギーによる発電システムの実用可能性を検証
 (2)主な検証内容
  ① 発電設備が安全に作動するか
  ② 干潮時、満潮時にかかわらず発電設備が正常に作動するか
  ③ 大型漁船の出入りによるひき波が発電に影響するか
 (3)実証期間
  令和7年1月28日(火)から令和7年2月7日(金)まで

 ※現地取材につきましては随時対応いたします。 
日程調整いたしますので経済観光文化局企業連携課(「 問い合わせ先」参照)までご連絡 ください。 

3 実証実験のイメージ
 (1) 発電設備について

〇サイズ 
 高さ : 1,300mm 
 全幅 : 1,000mm 
 全長 : 3,000mm 
 出力 : 5~50W(波高による) 
 重量 : 650kg 

 (2)作動イメージ

  • 博多漁港の護岸に発電設備を設置 
  • 海面に浮かべたフロートが、海面の上下動により波エネルギーを吸収し、発電機を駆動 
  • 発電した電力は発電設備の先端に設置する警告灯に利用 

 (3) 発電設備設置場所

〇住所 
 福岡市中央区長浜3丁目13内 

<注意事項> 
現地取材の際は、発電設備設置場所までご案内します。 
取材日時につきましては企業連携課までご相談ください。 

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【問い合わせ先
〇本実証実験について
Yellow Duck株式会社 
担当:中山 
電話:080-3788-3118 

○実証実験フルサポート事業について
経済観光文化局企業連携課
担当:髙村
電話:092-711-4879

〇再生可能エネルギーの利用促進について
福岡市環境局脱炭素事業推進課 
担当:坂口 
電話:092-711-4203

○その他当リリースに関するお問い合わせ先
福岡地域戦略推進協議会(FDC)
担当:中島、寺本
電話:092-710-7739
MAIL:info@fukuoka-dc.jpn.com