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【プレスリリース】福岡100『最期まで自分らしい生き方を選択するために ーエイジングリテラシー向上プロジェクトー』始動

プレスリリース

福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)は、「福岡100」が目指すまちづくりを産学官民オール福岡で実現していくための企業等からの事業提案窓口「福岡100ラボ」を運営しています。この度、「福岡100ラボ」にて採択されたエイジングリテラシー※向上にむけたプロジェクトが始動しますので、お知らせいたします。
本プロジェクトでは、何歳になっても自分らしい生き方を選択できるまちづくりに向けた第一歩として、福岡市、福岡市社会福祉協議会、東京海上日動火災保険株式会社(東京都千代田区)、株式会社ファミトラ(東京都港区)が連携し、加齢による認知機能低下、金銭管理等の課題、事前の準備(親の状況や希望等の確認)の必要性などを伝えるコンテンツ提供と、企業を巻き込んだ啓発を行う事で、家族であっても話しにくい「ありたい姿」「幸せ」などの話ができる、まち全体の雰囲気づくりを行います。

※エイジングリテラシーとは
加齢により身体の機能や能⼒がどう変化するのか、どのような備えをしておけばよいかなど人生100年時代を自分らしく生きるために必要な情報や知識

プロジェクトの概要

(1) エイジングリテラシー向上に向けたコンテンツ制作と提供

① エイジングリテラシーを高めるハンドブック<第一弾>
〜子から親へ話をしよう〜
   身近な方と話をしておくための手順を示したテキスト
      ※福岡市役所情報プラザ・区役所等で配布予定
② 「エイジングリテラシー向上セミナー」
〈内容〉・加齢に伴う身体機能の変化、介護や認知症の実態
    ・本人とのコミュニケーションの重要性とコツ
    ・本人の希望を実現するための備え   などを解説
      ※3月末より各区ごとに2回程度開催予定

(2)  プロジェクト賛同企業の募集

本プロジェクトに賛同し、家族と将来の話をすることを従業員に推奨頂ける企業を募集
〈参加特典〉・特設サイトへの企業ロゴ掲載
・エイジングリテラシーを高めるハンドブック<第一弾>の従業員へ進呈
・従業員様向け・人事総務ご担当者様向け無料セミナーの提供 など

今後、地元金融機関など市民の暮らしを支える関係企業等と共に、「自己決定支援ワーキンググループ」を立ち上げ、本プロジェクトのさらなる推進に加え、自分らしい暮らしの準備を進める市民を後押しする取組みにつなげていく予定です。

プロジェクトの背景

認知機能は加齢に伴い低下することが明らかになっており、福岡市における認知症の方の数は2015年の3万3千人から2040年には2.1倍の6万9千人に増加する見込み。判断能力の不十分な人を保護・支援する成年後見制度では、財産管理や支払いなどの支援を受けられますが、使途が制約される等の側面もあります。
人生の最期まで、自分で自分の生き方・幸福のあり方を選択していくためには、自分自身の将来のありたい姿やそのために必要なお金の話など、自分の意思を家族や身近な人と話すことが重要ですが、身近な人と「幸せ」などの話をすることは難しいのも事実です。

<高齢化と金融包摂に関するG20福岡ポリシー・プライオリティ>
2019年のG20財務大臣中央銀行総裁会議で議長国を務めた日本は、高齢化先進国として「高齢化と金融包摂」をテーマに設定して議論を主導し、福岡市において「高齢化と金融包摂に関するG20福岡ポリシー・プライオリティ」を策定。対処すべき優先項⽬として「デジタルと⾦融リテラシーの強化」を掲げるとともに、金融と非金融を含む様々なセクターの関係者が協⼒し、⾼齢の消費者や起業家の⾦融包摂を⽀援する「分野横断のアプローチ」が重要であるとしました。

プロジェクトの実施体制

本事業は、行政課題の解決につながる提案を企業等から募集する「福岡100ラボ」において採択したもので、福岡市社会福祉協議会、東京海上日動火災保険株式会社、株式会社ファミトラと福岡市福祉局との共同実施事業となります。
  〈プロジェクト公式HP〉https://www.famitra.jp/fukuoka_agingliteracy_pj/

① 主な役割分担について

② 実施事業者について
社会福祉法人 福岡市社会福祉協議会 福岡市中央区荒戸3丁目3−39   
課題を抱える市民のためにさまざまな取り組みを行っている社会福祉法人。「福岡から日本の社会課題を解決する」をミッションに掲げ、挑戦し続けます。

東京海上日動火災保険株式会社 東京都千代田区大手町2丁目6−4
「お客様や地域社会の“いざ”をお守りする」というパーパスのもと、人生100年時代におけるヘルスケアなど、変化する社会課題の解決に貢献するため、新しい商品・サービスの開発や、「事故や病気の予防」「自然災害による被害の防災・減災」「事故後の復旧・復興」など、事故が発生する前と後といった“いつも”を支える新たな領域への挑戦を進めています。

株式会社ファミトラ 東京都港区六本木7丁目−18−18 住友不動産六本木通ビル2F incube内
”人生100年時代のコンシェルジュ”として、日本中の家族の幸せを想い、⾃分らしさと安心を実現する会社として「家族信託をあたりまえに」することを目指しています。
「AgeTech」企業として、ITで効率化された家族信託のサービスを提供することにより、家族信託のコモディティ化を推進しています。

福岡100ラボについて

福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)が運営する、「福岡100」を産学官民オール福岡で実現していくための企業等からの事業提案窓口です。事業の共同実施から、ソリューションの市内での展開まで、一体的に支援します。
〈福岡100ラボ公式HP〉https://f-100lab.jp/

プレスリリースのダウンロードはこちらから
【プレスリリース】福岡100『最期まで自分らしい生き方を選択するために ーエイジングリテラシー向上プロジェクトー』始動

【問合せ先】
■福岡100ラボ運営事務局
●福祉局福岡100推進課
担当:奥田、中園
電話:092-711-4543

●福岡地域戦略推進協議会
担当:平島
電話:092-710-7739
MAIL:info@fukuoka-dc.jpn.com

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