佐賀県小城市(市長:江里口秀次、教育長:大野敬一郎)、NEXCO西日本九州支社(福岡市博多区、支社長:加治英希)、福岡地域戦略推進協議会(福岡市博多区、事務局長:石丸修平)、小城市観光協会(代表理事:村岡安廣)は、小城式観光ビジョンを総合的かつ一体的に推進するため「小城式観光推進協議会」を設立し、ビジョンの実現に向けた観光振興の取組みとして「自転車を活用した、みんなで魅せる新しい小城」をテーマに高速道路を起点とした観光人口・交流人口拡大、地域の担い手育成事業を推進しています。
リビングラボの手法を用いた市民共創によるサイクルツーリズムとして、「周遊体験」を小城市民の有志の皆様とともにつくりました。多くの方々にこの事業を知っていただくとともに、この事業に関わっていただいた皆様と一緒に小城式サイクルツーリズムのスタートととして出発式を開催いたします。是非ともご取材いただけましたら幸いです。
1.小城式サイクルツーリズム出発式の開催について
【日 時】 日時:令和6年1月6日(土) 9:00~10:00
【場 所】 小城市健康スポーツセンター アイル (住所:佐賀県小城市牛津町勝1221-1)
【内 容】 テープカット、トークイベント
★トークイベント
テーマ:自転車とまちづくり
出演者:小城市長 江里口秀次、福岡地域戦略推進協議会 石丸修平事務局長、ゲスト
ゲスト: Sparkle Oita Racing Team 黒枝 美樹 監督(大分県プロサイクリングチーム)
2.第2期小城リビングラボの概要
「市民のおもてなしで魅せる自転車を活用した周遊体験」をテーマにリビングラボ(※)を9回開催し、市内周遊の視点で資源を掘り起こすことで魅力的な観光コンテンツとなる2コースが生まれました。周遊、来店や情報発信など市民によるやさしいおもてなしを来街者に体験してもらうことで、関係人口・交流人口増を目指すものです。
(※)リビングラボとは、市民・自治体・行政・研究機関等の関係者が関わり“共創”する市民参加型の活動のこと。市民が「サービスや製品を共創するパートナーとしての役割」と、「サービスのモニター」という2つの役割を果たすことによって、より満足度の高いサービスや製品を世に生み出していくことが期待できる。
3.リビングラボから生まれたコンテンツ
コースコンセプト:「小城の水を通して、身も心も洗い流す」
4.取組みの背景
小城市、NEXCO西日本九州支社、福岡地域戦略推進協議会は、小城スマートICの開通をきっかけに2018年12月に「高速道路等を活用した地方創生等に係るプロジェクト連携」を締結しました。
プロジェクト連携の第1期では、小城を知ってもらうきっかけづくりとして、お土産品の開発に取り組み、第2期では、知ってもらった小城を周遊しまた来たくなる仕組みづくりとして、自転車を活用した市内周遊の観光コンテンツ開発に取り組むこととしました。
まずは、小城市が目指す観光として、「歴史・文化・風土・自然などの点在している資源を繋ぎ、市民によるやさしいおもてなしを来街者に体験してもらう」ことを小城式観光ビジョンとして策定しました。このビジョンの推進母体として「小城式観光推進協議会」を設立し、ビジョン実現に向けたパイロット事業「高速道路を起点とした観光人口・交流人口拡大、地域の担い手育成事業」を市民との共創により取り組みを推進しています。
健康スポーツセンターとなったアイルは、フットボールセンターが完成し一体的な管理となり、さらにスポーツ振興や健康増進に寄与する集客力のある地域交流拠点となります。また、県内外からの誘客を担う小城スマートICの利用促進も期待でき、アイルを利用する人やスポーツを楽しむ方々が、小城を知り、魅力を感じ、楽しめるアクティビティとして、小城式のサイクルツーリズムを推進するため自転車周遊の環境を整備しました。
5.第2期リビングラボの取組み体制
市民(会社員、自営業者、地域おこし協力隊など) 24名
小城市(商工観光課、文化課、総合戦略課)、NEXCO西日本、福岡地域戦略推進協議会、小城市観光協会、まちの駅まちづくりネットワーク、合同会社 ロケモAI(佐賀大学ベンチャー企業)
■ 本リリースに関するお問い合わせ
福岡地域戦略推進協議会(Fukuoka D.C.)
担当:片田江・中島
TEL:092-710-7739 e-mail:info@fukuoka-dc.jpn.com