福岡への国際金融機能の誘致に向けで、産学官がそれぞれの特性を活かしながら、オール福岡で機運醸成などの環境づくりやプロモーション活動を進めていくための推進組織「国際金融機能誘致TEAM FUKUOKA」を設立いたします。
運営にあたり、福岡地域戦略推進協議会（FDC）が事務局を担う予定となっています。
■設立総会の概要
１．開 催 日 令和2年9月29日（火）
２．参加予定団体 （一社）九州経済連合会、国立大学法人九州大学、九州電力㈱
九州旅客鉄道㈱、㈱九電工、西部ガス㈱、㈱西日本シテイ銀行、
西日本鉄道㈱、㈱福岡銀行、福岡県、福岡市、福岡地所㈱、
福岡証券取引所、福岡商工会議所、ほか
■設立趣意書（案） 以下の通りです
（参考）
国際金融機能誘致 TEAM FUKUOKA
設立趣意書（案）
福岡は、遠の朝廷と呼ばれた大宰府政庁や外交使節の迎賓館である鴻臚館が置かれるなど、古代からアジアと我が国の交流の窓口として成長、発展し、現在では、福岡都心部に位置し世界有数の利便性を持つ福岡空港が、アジアの主要都市と福岡・九州を結ぶ国際航空ネットワークを形成しています。
また、2019年にG20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議が開催された福岡市は、これまでスタートアップ都市として、また知識創造型産業の集積を推進することでイノベーションや付加価値を生み出す、Fintechに親和性の高い環境を整えています。
そのような中、香港を巡る情勢の変化等を受け、日本政府が外資系金融機関や海外の金融人材の受入拡大を目指すとの報に接しました。
外資系金融機関・人材が有する経営管理上のノウハウや技術、情報など優れた経営資源が加わることで、地域経済のより一層の活性化、生産性の向上、国際化などが期待されるとともに、福岡が日本経済を牽引する役割を担っていくことになるものと考えます。
福岡市では、天神ビッグバンや博多コネクティッドにより、ハイクオリティなオフィス環境が整備されようとしているところであり、まさに外資系企業の誘致を進め、そして福岡が次のステージへと飛躍する好機です。
国際金融をはじめとした外資系企業や人材の誘致を実現していくためには、産学官の幅広い担い手が、想いを一つに、総力を挙げて連携していく必要があります。
そこで、国際金融機能の誘致に携わる多様な主体が、情報の共有・交換を進め、それぞれの特性を活かしながら取り組んでいくため、産学官によるオール福岡の推進組織「TEAM FUKUOKA」を設立するものであります。
令和２年9月 日
発 起 人 一般社団法人 九州経済連合会
会長 麻生 泰
発 起 人 九州電力株式会社
代表取締役社長 池辺 和弘
発 起 人 福岡市長 髙島 宗一郎
