トピックス

【視察報告】「JICAインドネシア国パティンバン港周辺におけるレバナ地域開発プロジェクト」視察団が福岡地域戦略推進協議会を来訪されました

FDCニュース

国際協力機構(JICA)による「インドネシア国パティンバン港周辺におけるレバナ地域開発プロジェクト」の一環として、インドネシア共和国より、中央省庁や地方自治体などで構成された視察団が2025年2月13日、福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)を来訪されました。

レバナ地域の持続可能な発展のため、国際港や国際空港等の広域交通網と周辺の工業地域の関係性、工業地域への民間企業の進出や投資促進における行政の役割、開発調整機関や法制度等について日本の経験やノウハウを学ぶことを目的としていたことから、福岡市・北九州市などの地方自治体や北部九州の主要な都市開発エリアを視察先として選定。中でもレバナ地域では広域計画の構想において自治体間の連携や調整に課題意識があるため、都市圏を単位とした地域戦略を有するFDCを来訪することになりました。

FDCからは中牟田徳将ディレクター、今井真奈美事務局長補佐が出席し、「福岡都市圏における地域戦略及びそれを推進する産学官民連携の仕組みと成果」と題して、FDCの事業創出プラットフォームとしての特徴や、地域戦略や福岡都心再生戦略の推進など行政計画と連動したまちづくりについて説明を行いました。
質疑応答において、FDCの運営や産学官民連携の体制づくり、地域のマスタープランに対する提言のプロセスに関する質問がなされるなど、都市の発展においてFDCの果たす官民連携のリエゾン機能について非常に高い関心を寄せられていることがうかがえました。

今後もFDCは、地域の成長モデルを発信することで、福岡都市圏に留まることなく各地域の発展に資する活動に取り組んでまいります。