福岡地域戦略推進協議会(FDC)石丸修平事務局長は2025年2月14日、三菱UFJフィナンシャル・グループ主催「MUFGスタートアップサミット」のパネルディスカッションに登壇。「福岡・九州が10年後に目指す姿と金融機関の役割」をテーマにクロストークを行いました。

クロストークは、Fukuoka Growth Nextの鈴木聡子Vice Presidentがモデレーターを務め、パネリストとしてFDC石丸修平事務局長に加え、福岡銀行武藤章成長事業支援室長、ベータベンチャーキャピタル渡部麗斗パートナー、三菱UFJ銀行塚原伸介スタートアップ戦略部長が参加。「自社が行うスタートアップ支援の課題や今後どう発展させていくか」について、スタートアップと事業会社の連携に関する具体例を挙げながら議論が交わされました。その中でFDC石丸事務局長は「今オープンイノベーションは次のフェーズにきている。数年前までは、大企業とスタートアップがどう繋がるかということに力点が置かれていたが、それをいかに持続可能な事業にし、スタートアップの売り上げを建てていけるかということが何より重要」と述べ、各登壇者からも事業会社側ができることについて活発に意見が交わされました。
その他、「いかにエコシステムをグローバルと接続させるか」などについて議論がなされ、地域におけるアントレプレナーシップ浸透の重要性や地域全体で一丸となってスタートアップを応援する意義などについてディスカッションが展開されました。