台湾の花蓮県政府より、徐榛蔚県知事、行研処吳昆儒処長、民政処科長、観光処科長、農業処科長、青年発展センター専員、他現地起業家等10名が12月17日(火)、福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)を来訪。スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」でお迎えし、意見交換を行いました。
福岡地域戦略推進協議会から柏木浩志事務局次長、今井真奈美事務局長補佐が参加し、活動内容並びに特区や企業誘致に関する取り組みをご紹介しました。
質疑応答では特区提案時の背景や、スタートアップ支援におけるFDCの役割、また会員企業との事業創出等について多くの質問が寄せられました。
徐榛蔚県知事は「福岡市並びにFDCの特区や企業誘致に関する取り組みを参考にし、台湾における規制を見直し緩和に繋げ、地域経済を促進したい」と述べるとともに、今年花蓮県が参加している米国マサチューセッツ工科大学のMIT REAPプログラムにおいても、過去の福岡市での参画を参考に取り組んでいきたいとの意向を示しました。
さらに、花蓮県には豊富な天然資源と多様な文化背景があり、福岡と同様にイノベーションの創出に適した環境であることや、今回日本への進出に成功した起業家代表が視察メンバーとして同行していることなどを紹介し、花蓮県と福岡市間における今後のビジネス交流の拡大や関係強化について期待感を示されました。