トピックス

【お知らせ】福岡地域戦略推進協議会と福岡市は12月10日、『福岡市実証実験フルサポート事業』の採択式を開催しました

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)と福岡市は2024年12月10日、『福岡市実証実験フルサポート事業』の採択式を開催しました。

『福岡市実証実験フルサポート事業』は、AIやIoT等の先端技術を活用して社会課題の解決を目指すプロジェクトを全国から募集。優秀なプロジェクトについて、福岡市での実証実験を様々な面からサポートすることを内容としています。

今回採択されたのは、Yellow Duck㈱「波エネルギーによる発電システムの実用化に向けた実証実験」、(一社)Virufy Fukuoka「咳音データを用いた呼吸器疾患のAI探知技術の実証研究」、㈱ERISA・㈱アステム「AI認知症リスク検査プログラム”SupportBrain®️”のユーザビリティ向上に係る実証実験」の3件です。

採択事業の概要

Yellow Duck ㈱

「波エネルギーによる発電システムの実用化に向けた実証実験」

カーボンニュートラル実現に向けて、天候や時間帯による影響を受けにくい「波エネルギーによる発電システム」の実用可能性について、博多漁港の護岸に発電設備を設置し、安全性や作動の正常性、ひき波の影響等を検証する。

(一社)Virufy Fukuoka

「咳音データを用いた呼吸器疾患のAI探知技術の実証研究」
高齢者施設の利用者を対象にスマホで咳音データを収集。咳音データからAIが呼吸器疾患の可能性を判別するアルゴリズムを開発し、その正確性を検証する。将来的には、スマホに向かって咳をすれば、誰でも手軽に呼吸器疾患の可能性を判別でき、感染症拡大予測も可能なヒートマップ開発を目指す。

㈱ ERISA・㈱ アステム

「AI認知症リスク検査プログラム”SupportBrain®️”のユーザビリティ向上に係る実証実験」
脳ドックのMRI画像で認知症リスクを予測するプログラム
「Support Brain®️」の新機能開発に係る実証実験。画像解析時の健診機関の作業負担を軽減できるクラウド システムを開発し、医療現場での使いやすさの評価や運用における課題等を抽出する。

上記3社は既に実証実験に向けて準備を進めており、事業化へ向けて前進されています。
FDCとしても、随時サポートをさせていただき、結果等報告させていただきます。

※実証実験フルサポート事業に関する問い合わせ先は以下の通りです

【福岡市実証実験フルサポート事業に関すること】
福岡市経済観光文化局企業連携課 担当:西村・田中
電話: 092-711-4959

【その他お問い合わせ先】
福岡地域戦略推進協議会 担当:柏木、寺本、中島
電話:092-710-7739
MAIL:info@fukuoka-dc.jpn.com