福岡市は7月24日、昨年度スタートさせた最新デジタル技術を活用した「屋台DX」について、今年度さらに機能を充実させ、内容の拡充のみならず対象エリアを市内全屋台に拡大することを発表しました。
この「屋台DX」は、昨年6月に長浜エリアでスタートし、福岡市を代表する観光資源でもある古き良き屋台とデジタル技術を融合させるプロジェクトです。屋台のLINE公式アカウント「FUKUOKA GUIDE」にアクセスすれば、長浜屋台街の営業状況、各屋台のメニューや混雑状況などの個別情報がわかる仕組みを導入しました。
そして今回、屋台に設置したIoT電球を活用し、屋台の裸電球が灯ると自動的にシステムが感知しその日の営業情報が「FUKUOKA GUIDE」で表示されるなどの仕組みを導入するとともに、市内約100件の屋台が検索できるなど機能の向上が図られました。
この屋台DXにおいては、屋台データを新たな民間サービスにも活用できるよう、福岡地域戦略推進協議会デジタル部会と九州先端科学技術研究所、福岡市が共働し、「福岡市データ連携基盤」を利用した仕組みを構築しています。
■福岡市のリリースは以下の通りです。
福岡市プレスリリース『『屋台DX』 がさらに進化! ~ 公式LINEがますます便利に ~』