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【視察報告】神戸市会 大都市行財政制度に関する特別委員会が福岡地域戦略推進協議会を来訪されました

FDCニュース

神戸市会 大都市行財政制度に関する特別委員会は2月1日、福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)を来訪し、FDCの地域戦略や組織体制ならびに取り組み事例などに関する視察を行いました。

視察に際し髙瀬勝也委員長は「活発に進む都心開発や域内経済の活性化により、就労人口も含め人口も増加している福岡市において、成長を支える大きな要因と言われているFDCについて学び、神戸市政に活かしていきたい」と期待を述べられました。
FDCからは前田真事務局次長と三島二郎ディレクターがFDCの地域戦略やThink&Doタンクとしての役割などについて解説。

その中で、FDCのリエゾン機能を活かし産学官民で取り組んだ成功事例として、コロナ禍におけるワクチンの職域接種において、接種を希望するものの1000人の要件を満たさないため接種ができないでいた企業に対し、FDCが大規模な会場や医療従事者をマッチングすることでおよそ32,656人の接種を実現した「エール! FUKUOKA職域接種事業」を紹介するなど、産学官民連携で取り組む意義や成果などについて説明をしました。
視察に参加した委員からは「神戸市では人口が減少してしまっているがどのような取り組みをすれば福岡のように人口が増加するのか」「FDCの設立を呼び掛けたのは行政からなのか民間からなのか」「資金繰りなども含め、スタートアップの成長に向けた支援は行っているのか」などの質問が相次ぐなど、委員会の皆様の熱意が伝わる視察となりました。