福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)が支援し2023年に設立されたイノベーティブ岡山は2月16日、岡山市において全体会議を開催。FDC藤川勇作事務局次長が「産学官民で考える未来のまちづくりに向けて~ビジネスエコシステムの確立に向けた取り組み~」と題し、FDCの活動を報告しました。
藤川事務局次長は、FDCの組織概要、Think&DoTankとしての役割、都市圏を見据えた地域戦略の策定と実践、産学官民連携の事業創出プラットフォームとしての実績について紹介したうえで、第5期中期戦略目標として掲げている「ビジネスエコシステムの確立」に向けて着実に進めてきた取り組みなどについて説明を行いました。
その他、全体会議では、イノベーティブ岡山が取り組む3つのプロジェクト①「Setouchi Active Womenプロジェクト」②「Setouchiアドベンチャーツーリズムプロジェクト」③「スポーツでまちづくりプロジェクト」の紹介など、2023年度の活動報告ならびに交流会が行われました。
イノベーティブ岡山は、計画都市である『吉備高原都市』がデジタル田園健康特区に指定されたことを機に、エリア全体が統合して地域振興やイノベーションを推進していく体制の構築を目指し、官民連携で成功しているFDCの事例を参考に検討を開始。
FDCは、組織体制や戦略策定、事業推進体制と事業創出の仕組みを伝えるなど 、構想段階からサポートを行い、2023年2月の設立に至りました。
一般社団法人吉備高原オープンイノベーション協会が核となり、教育機関、金融機関などが構成メンバーとなっており、FDC 石丸修平事務局長が顧問として参画しています。
FDCは、設立趣意書で掲げた「取組みの成果を他地域に水平展開することで、九州全体の一体的な発展、 ひいては日本全体の成長に繋げていくことが可能であり、新しい地域成長モデルを福岡から世界へと発信する」との志をこれからも実践してまいります。