福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)と、⻄⽇本⾼速道路㈱九州⽀社、佐賀県⼩城市は 2018 年より「高速道路を活用した地方創生等のプロジェクト連携協定」に基づき産学官⺠連携のまちづくりを推進しています。
協定では、2018年3月の小城スマートIC開通をきっかけに、小城市域の地域資源と高速道路等のインフラを有効に活用した、小城市域の地方創生の実現を図ることを目的に取り組んでいくと謳っています。
具体的には
・小城市域における地域資源の活用に関すること
・小城市域における高速道路等の地域インフラの利活用に関すること
・小城市域における観光振興に関すること
・地方創生等に係る人材育成に関すること
・その他、地方創生等の推進に関すること
のもと、取り組みを推進しています。
2021年度からは「小城式観光ビジョン」の策定や「小城式観光推進協議会」の設立をFDCにて支援するなど取り組みを深化させるとともに、観光協会や教育委員会など関係者を巻き込んだ市民共創の観光振興を目指し、新たなリビングラボを活用した地域の魅力あるコンテンツ開発を進めています。
このような中、2023年度は、昨年度に続き、市民共創の観光振興を目指しコンテンツ開発を支援しており、「市内の観光資源など自転車で周遊し、おもてなしを体験するモデルコース」の実装に向けて取り組んでいます。
この度、本格始動に先駆け、地域のイベントと連動したサイクルイベントのモニターツアーを開催致しました。
当日は、エコフェスタや牛津産業まつりなど伝統あるイベントを体験したり、観光農園であるブルーベリーガーデンでは併設するテイクアウトスイーツの試食、土生遺跡や赤レンガ館では小城についての歴史や文化に触れる事ができ、域外の方だけでなく、地元の方にも新たな小城の魅力を知って頂くことができました。
風が強く、寒い中での周遊となりましたが、デジタルコンテンツや小城市の自然や文化・歴史など魅力的な資源を体験しながら、参加者の皆さまと楽しく周遊いたしました。
小城市ではレンタサイクル事業を2023年11月13日より開始、小城市健康スポーツセンター窓口にて受付しております。
市民で考えたおすすめモデルコースを走ったり、ぷらっと気ままに散策したり、車では体験できない小城の魅力を五感で感じながらお楽しみください。