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【ご案内】国連ハビタット&FDC連携サロン「気候変動に適応した世界に通用するビジネス開発とは」
8月8日(火)開催!

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(以下 FDC)は8月8日(火)、国連ハビタット&FDC連携サロン「気候変動に適応した世界に通用するビジネス開発とは」を開催します。

FDCと国連ハビタット福岡本部(以下国連ハビタット)は、アジア太平洋地域の諸都市の持続的な発展を実現することを目指して2016年9月に包括連携協定を締結し、FDC会員の技術・ノウハウの活用の可能性や域外での事業化の可能性などを共同で検討しています。また、2020年より国連ハビタットの持つノウハウやネットワークを活かし、福岡でのグローバルコミュニティ構築を目指したサロンを開催して参りました。

今回の国連ハビタット&FDC連携サロンでは、「気候変動」をテーマに、これからますますニーズの高まる気候変動適応におけるビジネス開発について、ともに考えます。
気候変動による影響が年々拡大している国際社会において、世界各国の企業が気候変動適応のビジネス開発を進めており、潜在的市場規模は、2050年時点で年間最大77兆円と推定されています。
また、国連ハビタットは経済産業省と新たに「すばる(SUBARU)イニシアティブ」を始動し、気候変動適応におけるパートナーシップ構築推進や、国連ハビタットが有するアジア太平洋地域のフィールドにおける民間事業者のプロジェクト組成支援を開始しました。

今回は、すばる(SUBARU)イニシアティブを担当される経済産業省 産業技術環境局 地球環境対策室 地球環境問題交渉官 木村 範尋様をお招きし、日本企業が有する技術やサービスを通じ て、途上国が気候変動による影響を軽減し、リスクに備える適応策に貢献する可能性をビジネス創出機会として活用するための方法についてご紹介をいただきます。
また、現在、気候変動適応を含む環境に関わるビジネスに着手している事業者の方々に事例を紹介いただき、より具体的に考えていきます。

ぜひ、奮ってご参加いただき、今後のビジネス開発のヒントを得ていただければ幸いです。たくさんのお申し込みをお待ちしております。

国連ハビタットFDC連携サロン「気候変動に適応した世界に通用するビジネス開発とは」

●日 程
2023年8月8日 15:00-17:30 ※14:30 受付開始

●場 所
アクロス福岡 1階 円形ホール(福岡県福岡市中央区天神1丁目1−1)        

●アジェンダ
14:30           :受付開始     
15:00~15:05:開会、ご挨拶
15:05~15:10:国連ハビタット紹介
15:10~15:50:基調講演「気候変動適応ビジネスとは」(経済産業省)
15:50~16:00:質疑応答
16:00~16:20:ビジネス事例のご紹介①(株式会社九電工 )
16:20~17:00:ビジネス事例のご紹介②(株式会社JEPLAN )
17:00~17:05:質疑応答
17:05~17:30:ネットワーキング

【登壇者】

〇木村 範尋氏
経済産業省 産業技術環境局 地球環境対策室 地球環境問題交渉官
2002 年経済産業省入省。資源エネルギー庁、通商政策局、製造産業局、留学(ジョージタウン大学国際関係論修士)を経て、2010 年に産業技術環境局京都メカニズム推進室(当時)に着任。その後、現在に至るまでほぼ気候変動・エネルギーの国際関係業務に従事。具体的には、国連の下での気候変動交渉、国際協力を 通じた海外での温室効果ガス排出削減プロジェクト推進等に従事。資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部国際室室長補佐として、省エネルギー・新エネルギーの国際協力、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)国際実証事業を通じた海外プロジェクト支援等に従事。2022 年5月より現職。気候変動交渉、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、JCM を通じた日本企業の海外排出削減プロジェクト支援、ASEAN とのクリーンエネルギー分野の官民協力イニシアティブ(CEFIA)に加え、途上国にお ける気候変動適応に貢献する日本企業のビジネス推進を担当。

〇四宮健吾氏
株式会社九電工 技術本部 国際事業部 担当部長兼海外再生エネルギー事業課長
1967年福岡市生まれ。早稲田大学卒業後、富士通株式会社に入社。半導体部門の海外担当マーケティングおよびセールス業務に従事。同社半導体部門の事業縮小に伴い2013年に退職。
同年株式会社九電工に入社。東京本社で営業担当に従事後、2015年に福岡本社国際事業室(現・技術本部国際事業部)に異動。再生可能エネルギーを安定供給するEMSシステムを担当し、インドネシアの離島における再エネ安定化に向けた取り組み、さらに国内自治体向けのレジリエンス(防災)向け再エネ導入等に従事。2022年に竣工した佐賀県小城市役所庁舎防災機能強靭化事業では、小城市や他企業とともに、新エネ大賞(新エネルギー財団会長賞)を共同受賞した。

株式会社九電工は、再生可能エネルギーの不安定な電力を安定化して供給する「九電工EMS=エネルギー・マネジメント・システム」を行っています。本システムは、公共施設への再エネ導入でレジリエンス(災害時の適応)を実現したり、インドネシアの離島に再エネ電力を安定供給したりする取組みにより、気象やその他環境における急激な変動への対応を可能にしています。
今回のサロンでは、このシステムの事例について四宮様よりご紹介いただきます。

〇岩元 美智彦氏
株式会社JEPLAN 取締役 執行役員会長
1964年鹿児島県生まれ。北九州市立大学卒業後、繊維商社に就職。営業マンとして勤務していた1995年、容器包装リサイクル法の制定を機に繊維リサイクルに深く携わる。2007年1月、現代表取締役社長の髙尾正樹とともに日本環境設計(現JEPLAN)を設立。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。2015年アショカフェローに選出。著書『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』(ダイヤモンド社)。

株式会社JEPLANは、北九州市内に持つプラントで独自開発した技術によって、世界中の企業と提携し、繊維・プラスチックのリサイクル事業「BRING™」を行っています。同社の事業成長はめざましく、今年中にニューヨーク証券取引所に上場予定です。今回のサロンでは、サスティナブルな事業の進め方や環境ビジネスソリューションの考え方を創業者の方から直接ご紹介頂きます。

【参加方法】
参加登録はこちらのお申込みフォームからお願い致します。
国連ハビタットFDC連携サロン「気候変動に適応した世界に通用するビジネス開発とは」参加申込フォーム
※上記Googleフォームでのお申込みが難しい方は、info@fukuoka-dc.jpn.comにご所属、名前、メールアドレス、参加者人数を明記してお申し込みください。

■本イベントに関するお問い合わせ
福岡地域戦略推進協議会(FDC)事務局
担当:今井、土谷、薫陸
e-mail:info@fukuoka-dc.jpn.com
Tel: 092-733-5682 Fax: 092-733-5680

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