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【登壇報告】課題解決EXPO2023 西日本DX推進フェア2023
DXトークセッションに福岡地域戦略推進協議会 前田真事務局次長が登壇いたしました

FDCニュース

北九州市の西日本総合展示場で7月6日に開催された「課題解決EXPO2023 西日本DX推進フェア2023」でのトークセッションに、福岡地域戦略推進協議会(FDC)前田真事務局次長が登壇しました。
課題解決EXPO2023 西日本DX推進フェア2023」は北九州市政60周年記念の一環として開催。セッションでは「地方自治体におけるDXの取り組みの紹介」と題し北九州市 三浦隆宏デジタル政策監とFDC前田真事務局次長、公立大学法人北九州市立大学大学院 経営学研究科 松永祐己教授が「自治体DX」ならびに自治体DXと福北連携について議論を交わしました。

FDC前田真事務局次長の主な発言は以下の通り

●官民連携においてFDCが果たす役割について
・FDCの重要な役割のひとつは『場づくり』。行政も民間でもスピード感をもって進めていかなければならないという意識が増えてきているが、それぞれの組織上、その熱量とスピード感にはまだまだズレが生じることがある。またそれは、中小や大企業など企業規模でも異なる。
・FDCは産学官連携のプラットフォームとしてビジョンや目的を共有していく場づくりの役割を担っている。
そこでは繰り返し会話と議論を重ねて目線をあわせていく作業を丁寧に進めていくことが肝要だ。

●期待される福北連携について
・北九州は製造業で発展してきた。一方福岡は商売の街、サービス産業を中心に発展してきた。お互いの街の歴史を大事にしながら交流し、それぞれのアドバンテージを活かし広げていく事ができると良い。
・北九州市、福岡市共に首長が今後どんどんクロストークしていくことを宣言されている。
デジタルは壁をなくすことができるツール。デジタルツールを上手く使い、またアナログでも交流機会を沢山作ることで、おのずと福北の発展につながっていくのだと思う。

また、会場からは官民連携や規模感の違う企業間の連携を進める際の難しさやそれを乗り越えるための苦労について質問が挙がり、各自治体での官民連携の現場における共通の課題が覗えました。

FDCはこれからも福岡都市圏並びに広域連携の発展に取り組んでまいります。

■西日本DX推進フェア2023とは
「西日本DX推進フェア2023」は、課題解決EXPOを構成する展示会の1つであり最先端のデジタル技術を用いることによる生産性の向上、イノベーションの創出、新たな価値の創造を目指すデジタルトランスフォーメーション(DX)の展示会です。九州・山口地域への販路開拓やPRの機会を創出することによりDX推進に寄与することを目的としています。
(ホームページはこちら「西日本DX推進フェア2023」)