福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)石丸修平事務局長は8月18日、東京都にて開催された『飯塚市企業誘致セミナー』に登壇。『福岡から見る飯塚』をテーマに講演を行いました。
セミナーは、企業、国、産業支援機関など東京圏とのネットワークを構築し飯塚市への企業誘致を実現することを目的に、片峯誠飯塚市長出席のもと、市の魅力紹介や九州経済連合会麻生泰名誉会長、九州工業大学安永卓生理事、FDC石丸修平事務局長による講演などの内容で開催されました。
講演でFDC石丸修平事務局長は、飯塚におけるFDCの取り組みを紹介。
具体的には
- オープンイノベーション及び企業の国際化と海外誘致・事業展開を担うFDCの事業推進機能であるFlap(FDC Launch Program)を活用した飯塚市新産業創出に向けたスタートアップ支援の取り組み
- SIB(ソーシャルインパクトボンド)のスキームを活用したフレイル予防実証事業の実施
- ブロックチェーン技術を活用し、産学官が連携してまちづくりを推進することを宣した「飯塚市ブロックチェーン推進宣言」ならびにFBA(フクオカ・ブロックチェーン・アライアンス)の設立
- ブロックチェーンを核とした新産業の創出を目指すことを定めた「飯塚市産学官産業創出共創ビジョン」の策定
について説明を行いました。
そのうえで、福岡から見る飯塚について
- 大学を核としたエコシステムが形成されている
- 産学官民の連携によるイノベーションが加速している
- 好立地を生かした福岡・九州との連携が期待できる
- 国際金融機能誘致「TEAM FUKUOKA」や福岡市が進めるスタートアップエコシステムとの連携、さらには九州スマートリージョン構想の推進において、ブロックチェーンストリート構想や行政証明書の電子交付実証事業などで培った飯塚市のTech領域は九州の成長に欠かせない
などを挙げ、今後with/afterコロナがもたす社会変化やニーズを捉えた福岡・九州の持続的成長において飯塚市がポテンシャルを活かすことへの期待を述べ、講演を終えました。
FDCは福岡都市圏を核に九州域内の自治体との広域連携を深めることで九州全体の成長を支えるとともに、日本の主要地域との自治体連携にも取り組むことでこの動きを全国各地域に広げていきたいと思っています。