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【登壇報告】2022年6月4日、石丸修平事務局長が、『九州アイランドワークサミット2022』にパネリストとして登壇しました

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)石丸修平事務局長が2022年6月4日、『九州アイランドワークサミット2022~旅するように働く自由を、実現する方法~』に登壇しました。

石丸修平事務局長は、一平ホールディングス村岡浩司代表取締役社長とのパネルディスカッションにおいて、九州地域へ人や企業をいかに呼び込むかというテーマで議論を交わしました。
主な内容は以下の通りです。

  • 宿泊者数や誘客数などそれぞれの地域単位のKPIを競うのではなく、広く九州全土を視野に入れ、九州全体として集客していくことが大事だという認識のもとで共通のベネフィットを創出していくといった取り組み姿勢が必要だ。
  • また、新型コロナウイルス感染症がある程度落ち着くとインバウンドも戻ってくると思われるが、その地域にしかない価値がこれまで以上に求められるだろう。
  • 企業誘致においても同じことが言える。オフィスは仕事の場として機能するだけでなく、企業理念や従業員との向き合い方を示す場としての価値が求められるようになってきている。実際、ビルのスペックよりも、その企業が求める価値観に適う環境や快適さが確保できているかどうかが、オフィスを決めるポイントになっている。
  • その意味からも、その地域の良さや優位点を自覚し、相手の求める価値を提供できる環境を整備するとともに、他の地域との間でサービスを連携させていくことが何より大切になる。
  • 突き詰めると、地域と他地域の流動性、公共と企業の流動性、人材の流動性、これらを確保していくことが今後重要になる、ということだと考える。

FDCは、福岡都市圏を核として広く九州の自治体との連携を進めています。
その一環としてプロジェクト「ONE KYUSYUサミット」にも取り組んでおり、九州全体の発展に向けこれらの活動を更に進めてまいります。