2022年7月13日 福岡地域戦略推進協議会(以下、FDC)は、松江市上定昭仁市長と福岡市の創業支援施設『FGN(FUKUOKA GROWTH NEXT)』において、産学官民連携による事業推進の課題などについて意見交換を行いました。
まず上定市長から、2022年3月に発足した『MATSUE企業エコシステム』について「新しい事業や産業を生み出すためのエコシステムを形成したいと考えており、創業に関する事業計画・収支計画・組織の作り方、販路開拓、資金調達など、市内の認定連携創業支援事業者による相談受付などを展開している。代表的なプログラムとして、社会課題を解決するアイデアを持つ人が、松江市をフィールドに実証実験・プロダクト化に取り組むプロジェクトに対してサポートを行う『MIXPoC」』を5月に開始した」との概要を紹介いただきました。
※松江市「MATSUE企業エコシステム」基本構想
一方、FDC石丸修平事務局長は、FDCの設立経緯や政策の立案から実施までを担うシンク&ドウタンクとしての役割、FLaPを核とした事業化支援の取り組みや、事務局を務める福岡スタートアップ・コンソーシアムの活動など、産学官連携による事業推進の仕組みと実績について紹介しました。
FDCは福岡都市圏をベースに周辺地域との広域連携をはじめ、全国の自治体とも連携した取り組みを推進しており、松江市とも様々な領域で連携していくことを確認し合いました。