2022年4月5日、駐日フィンランド大使Pekka Orpana (ペッカ・オルパナ氏)と駐日フィンランド大使館商務部(Business Finland)代表 Kimmo Ojuvaキンモ・オユヴァ氏が、福岡とフィンランドの協力関係(およびコンタクト)を築くためのスタディーツアーとして来福し、FDC事務局を来訪されました。
会談において石丸修平事務局長は、産学官民の連携からなるFDC組織のなりたちと取り組みを説明する中で、2019年に「ヘルシンキビジネスハブ」とMoUを締結したことに触れ、域外との連携を積極的に図ることによって「地域のグローバル化」「移出産業の創出」を進めていくFDCの姿勢を紹介しました。
これを受け、オルパナ駐日大使は「フィンランドにとって福岡は大変重要な都市だと認識している。我々も産学官連携は重視しており、FDCのフィロソフィーはフィンランドのエコシステムや組織と共通するものだ。また、フィンランドにはヘルシンキ以外にも様々なポテンシャルがあり、FDCとの連携を広げていく可能性も十分に考えられる。これからも引きつづき連携を深めていきたい。」と述べられました。
議論が進む中、石丸事務局長より、「これまではヘルシンキへの事業展開のきっかけづくりとしてイベントを開催してきたが、今後は次のステップへ進みたいと考えている。フィンランドが持っている事業支援モデルを学び、そこから両者で新たなシステムを構築できていくと良いと思っている」と述べ、今後一層連携を深めていく方針を確認しました。