これまで福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)は、会員である飯塚市が進める新産業創出に関する支援を行ってきており、飯塚市新産業創出産学官連携協議会会長をFDC事務局長石丸が担っております。
このような中、片峯誠飯塚市長が11月15日に「飯塚市ブロックチェーン推進宣言」を発表。
FDCはこの宣言を受け、新たに福岡の産学官連携で取り組むFBA(Fukuoka Blockchain Alliance/フクオカ・ブロックチェーン・アライアンス)の設立を支援するとともに、このアライアンスの会長に石丸が就任いたしました。
「飯塚市ブロックチェーン推進宣言」は、飯塚市が①コロナ禍によるテレワークなど拠点分散ニーズのもと、福岡・九州・全国の「集中から分散へ」の流れを受け止めることができる②ブロックチェーンが集積しており、福岡で昨年始動した国際金融都市機能誘致Team Fukuokaにおける重点的誘致業種である「Fin Tech」の核となり得る③福岡のスタートアップエコシステム拠点形成における連携都市として位置付けられている、といった点を最大限に活用し、産学官連携のもとに福岡の国際競争力を向上させるキープレーヤーとなることを謳っています。
その上で、かつて日本を支えた石炭の街まちが、半世紀を超えて、日本を支えるブロックチェーンの街として進化することを飯塚から世界へ発信し、福岡、九州ひいては日本の発展に貢献することを目指す、としています。
発出を受け、推進宣言を実装するため、産学官が連携してプロジェクトに取り組む「FBA(Fukuoka Blockchain Alliance/フクオカ・ブロックチェーン・アライアンス)」を設立しました。
FBAは、「まちづくり」「産業形成」「人材育成」の好循環を生み出すため、①全国に先駆けて市町村版電子認証局を実現するなどDX時代のトラストサービスの構築、②2030年に国が目標とする農産品輸出5兆円を後押しするトレーサビリティシステムの実装、③大学におけるブロックチェーンの講義、などのプロジェクトを進める計画です。
同時に、九州一円にあるブロックチェーン事業者とも連携し、新しい経済のあり方、豊かな生活をテクノロジーで支える時代を見据え、ブロックチェーンの拡大と展開を目指します。
FBAボードメンバーとして、会長に飯塚市新産業創出産学官連携協議会会長の石丸修平、幹事には、chaintope代表取締役CEOの正田英樹氏、カグヤ代表取締役社⻑の野見山広明氏、幻冬舎「あたらしい経済」編集⻑の設楽悠介、九州工業大学情報工学部教授の梶原誠司氏、近畿大学産業理工学部教授の山崎重一郎氏、福岡県新産業振興課⻑の見雪和之氏、飯塚市経済部産学振興課長の大隈友加氏がそれぞれ就任し、FDCが事務局を務めます。
■ 本リリースに関するお問い合わせ
福岡地域戦略推進協議会(Fukuoka D.C.)
担当: 片田江 大井
TEL:092-733-5682 MAIL:info@fukuoka-dc.jpn.com
※担当不在の場合は折り返しご連絡いたします。