福岡地域戦略推進協議会(FDC)の観光部会・eスポーツ×ビジネス創出分科会が、運営支援やにぎわいづくりに取り組んでいる世界最大規模の格闘ゲーム大会「EVO Japan 2019」に向けた記者会見が、2019年1月21日(月)、東京都千代田区のSME六番町ビルで開かれ、福岡市の高島宗一郎市長、FDCの石丸修平事務局長がEVOの福岡開催に向けての意気込みや、eスポーツ×ビジネス創出分科会による大会支援の取り組みについてアピールしました。
ステージ上のスクリーンに福岡市の観光名所や風景が映し出される中、高島市長はゲームやアニメ、音楽などのコンテンツ産業やITを中心とするスタートアップが盛んである福岡の現状を説明し、産業としても成長が期待されるeスポーツと福岡市との親和性を強調し、「新時代を切り開く大会になると期待したい」と述べました。石丸事務局長はeスポーツ分科会がボランティアの確保・運営、選手に対する練習会場の提供などに取り組んでいる状況を説明し、「福岡ではeスポーツのムーブメントが起きつつある。われわれも産官学民が一体となって、EVOが大成功を収めるために開催支援に全力で取り組みたい」と語りました。
大会関係者からも福岡開催への期待感を込めた発言が相次ぎ、実行委員会の藤澤孝史氏は福岡市や分科会の取り組みを「魅力ある提案をいただいている。行政や地域社会、民間企業を巻き込んだ複合的な計画が練られている」と評価。いずれも出場予定で、国内トップレベルのプロeスポーツチームに所属する板橋ザンギエフさんは「大会では九州にいる隠れた猛者が勝ち抜く可能性もある。会えることを期待している」と語り、日本人2人目となる女性プロゲーマーのたぬかなさんは「福岡に多い個性的なプレーヤーをたくさん見てみたい」と笑顔で話しました。
EVO Japan 2019は、2019年2月15日(金)〜2月17日(日)の間、福岡国際センター(福岡県福岡市博多区築港本町2-2)で開催予定。
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