福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)では、AI や IoT 等の先端技術を活用した社会課題の解決等に繋がる実証実験プロジェクトを全国から募集し、優秀なプロジェクトの福岡市での実証実験をサポートする「福岡市実証実験フルサポート事業」を実施しています。
この度、「スポーツテック」、「AI 引っ越し・証明案内サービス」、「2018 年度第 2 期(8 月~11 月受付分)」の実証実験プロジェクト 7 件の採択を決定し、下記のとおり授賞式を行いました。
1.日時
平成 30 年 12 月 18 日(火) 11 時 00 分~11 時 30 分
2.場所
福岡市スタートアップカフェ(中央区大名 2-6-11 Fukuoka Growth Next 1F)
3.出席者
・福岡市長 髙島 宗一郎
・福岡地域戦略推進協議会 事務局長 石丸 修平(いしまる・しゅうへい)
・採択プロジェクト実施事業者 代表
4.内容
・市長から採択者へパネル授与/写真撮影
・フォトセッション(全員)
・採択プロジェクト紹介(実施主体によるプレゼンテーション・各社 2 分)
・市長挨拶
5.採択プロジェクト
【スポーツテック】4 件採択(応募 9 件)
・株式会社 diffeasy
「大会運営 向上心」
空手道・剣道・柔道等の大会運営者の負担を軽減するため、大会運営サポートサービス「向上心」を直感的に利用できるシステムに改良し、当社の人員配置ゼロを目指す。また、会場の混雑緩和のため、停止回数ゼロの Web 中継の実現を図る。
・株式会社ワイアードゲート
「遠隔コーチングによるランニング指導の効率化およびパフォーマンス向上とケガ予防」
誰でも・どこでも、質が高く、ケガをしにくいトレーニングを受けることができるよう、AIスマートインソールを使い、競技者の走行データを可視化し、遠隔地にいるコーチ・専門家がアドバイスを行う、遠隔コーチングシステムを開発し、有用性を検証する。
・株式会社スポーツセンシング
「スポーツの現場を効率化する IoT 連携型スポーツコミュニケーションシステム」
音声コミュニケーションに加え、手書き画像や IoT による自動情報収集(温度や進捗状況等)を一元管理できるツールおよびサービスを開発~適用することで、スポーツの現場における省力化/少人数化と情報の高密度化を同時に実現することにより、大会運営の円滑さ、運営コストの削減、試合中のリアルタイム分析までを検証する。
・帝人フロンティアセンシング株式会社
「シャツ型ウェアラブル心拍センサを用いた 複数人一括モニタリングとリスク管理システム」
自分自身の状態把握を行いながら、適切な負荷とケガのリスクを最小限にし、パフォーマンスを最大にするため、シャツ型ウェアラブル心拍/モーション計測デバイスを用いることにより、複数人一括の心拍値と活動量モニタリングを実現し、安全かつ最適なパフォーマンス管理を検証する。
【AI 引っ越し・証明案内サービス】(応募 3 件)
・LINE 株式会社,LINE Pay 株式会社,LINE Fukuoka 株式会社
「LINE Smart Government AI 引越証明書案内」
LINE の自動対話システム(チャットボット)を使い引っ越しを行う方に必要な手続き・書類等の情報を LINE アカウント上で取得、手数料はモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」で支払えるようにするなどし、利用者の利用状況・満足度の検証を行う。
【2018 年度第 2 期】(応募 5 件)
・AnyPay 株式会社
「シェア型電動キックボードによる域内移動効率化、ラストワンマイル問題の解決」
シェア型電動キックボードを特定エリアに配備し、域内移動の活性化・効率を図るとともに、ラストワンマイルを支える新たな交通インフラを目指し、車体や路面のマッチング・利用ニーズ・料金体系などについて、検証を行う。
・大日本印刷株式会社
「街なか手助けサポートプロジェクト「たすけっと」」
LINE アカウントを活用した、チャットボットによるライトな市民間のコミュニケーションにより、街なかで手助けを求める人と手助けしたい人のマッチングを図ることを目的とし、サービス受容性/UI 開発・心のバリアフリー化・外国人観光客への PR についての検証を行う。
6.問い合わせ
福岡市総務企画局企画調整部
担当:藤本、上田
電話:092-711-4959(内線 1227)
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