福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)は、「福岡市実証実験フルサポート事業」2017 年度第3期実証実験プロジェクト採択者授賞式を、2018年3月30日(金)に福岡地域戦略推進協議会会議室(Fukuoka Growth Next 3階)にて行いました。授賞式では1件の採択プロジェクトの発表と採択者による プレゼンテーション、また過去の採択者による報告が行われました。
2017年度第3期採択プロジェクト
株式会社tsumug
「コネクティッド・ロック」を活用した入居者向けの実証実験
スマートフォンやスマートウォッチで開閉可能な電子錠「コネクティッド・ロックTiNK(ティンク)」は携帯電話のネットワークによってインターネットに接続され、鍵番号の変更、開閉状況の監視が可能となるサービス。物流業者と不在時宅配の効率化を目指して、マンション物件での実証実験を実施し、仕組みの有用性を検証。
2016年度採択プロジェクトの報告
うんコレ
スマートフォンアプリケーションを利用した大腸がん検診啓発等の医学実証実験
大腸がん検診啓発普及アプリ「うんコレ」の体験に合わせ、医療アドバイス等を実施することによる大腸がん検診への行動変容等を検証する実証実験を実施。
2017年度採択プロジェクトの進捗報告
ミツフジ株式会社
スマートウェアを使用した体調変化予兆・見守りサービス
心電、心拍、活動量などの生体情報が取得できるウェアラブル製品を使用し、激しい運動の中でデータが取得できるかを検証する実証実験を実施。
株式会社ワーコンプロジェクト
独居宅、老々介護宅での孤独死を防ぐための生体センサー遠隔モニタリング実証実験事業
在宅療養に生体センサーを活用した遠隔リアルモニタリングシステムを導入し、本人、家族、訪問看護師に対してシステムの利便性、有効性を検証。
九州電力株式会社、株式会社otta
ビーコンを活用した「大切なひと」の見守りサービス
ビーコンを搭載した専用見守り端末を携帯する小学生や高齢者などの位置情報を、保護者などがスマートフォンなどで確認することができるサービスを提供し、「見守りサービス」の有用性、最適な基地局配置などを検証。