2017年6月16日に、グローバルスタートアップ企業である株式会社モバイク(中華人民共和国、北京市)が、福岡市のFUKUOKA growth next(旧大名小学校)に日本法人「モバイク・ジャパン株式会社」を設立しました。これを受けて、2017年6月22日(木)に、モバイク・ジャパンの設立についての記者発表が、同FUKUOKA growth next内で行われました。
モバイク社は、中国の北京に本社を置くシェア自転車の事業を展開するユニコーン企業です。 中国では100都市で展開し、サービス開始1年で登録ユーザーが1億人を突破しました。海外では既にシンガポール、英国等の約100都市で展開されています。同社には、テンセント、セコイア・キャピタル、テマセク・ホールディングスなどの大手企業や投資ファンドが出資し、時価総額は30億ドル超と言われています。
FDCはモバイク社の日本全国への展開を支援していきます。具体的には、民間パートナーのマッチング支援・モバイクというプラットフォームを通したコンテンツ開発支援などを通して、日本の各都市へ受け入れられる土壌を作ることです。
FDCは2020年に福岡都市圏が「東アジアのビジネスハブ」となることを目指し活動を進めておりますが、今回のモバイク社の福岡市への拠点の設置を、今後のグローバル企業の誘致実現への第一歩と位置付け、日本・中国・韓国・台湾などのビジネスの交流・開発・営業の拠点として、多様な資金調達や社会実験などを通じた新たなビジネス創出につなげていきたいと考えています。