2016年10月27日(木)、株式会社アヴァンティ主宰、第20回Avantiトークライブ2016 ｢Move on！-その先の私へ-｣がイムズホールで開催され、石丸事務局長が第2部のトークセッションに登壇しました。
第1部は北欧研究所主宰、安岡美佳さんの基調講演から始まり、デンマークの女性活躍が実現した要因は女性が男性から自立し自ら行動してきたことにあり、子育てや介護を男性も社会全体の仕事だと認識し、男性が女性の「理解者」になったことも多様な生き方を認め合う風土をつくり上げた大きな要因であると話されました。その後のトークセッションでは「女性活躍・ダイバーシティ」をテーマに、TOTO株式会社相談役の木瀬照雄さんと株式会社資生堂執行役員の副島三記子さんを迎え、株式会社アヴァンティ代表取締役社長の村山由香里さんのファシリテーターのもと、女性が家庭と仕事を両立しながら、一人一人に合ったキャリア形成をしていくために必要なことについて話が進みました。
第２部は、今注目の家電ベンチャー株式会社UPQ代表の中澤優子さんの基調講演で、人と人がSNSでつながる時代だからこそできる、人がワクワクするモノづくりについて紹介。モノづくりというのはとても楽しいことだと伝え、これからもモノづくりができる人材を活かしていきたいと話されました。
その後のトークセッションでは「COOL福岡」をテーマに、当協議会の石丸事務局長、翻訳家の浦上早苗さん、株式会社ガンバリオン代表取締役社長の山倉千賀子さん、そして福岡県男女共同参画センターあすばる館長の松田美幸さんのファシリテーションの元、女性が多い福岡をもっと魅力的な街にするために必要なことについて話が進みました。福岡はとても住みやすく働きやすい街であり、既存のものから新しいものを生み出す柔軟性もある。そして女性が多く、女性の受け皿も大きい街だからこそ、男性と女性がお互いに協力し合える雰囲気をつくり、さらに福岡を起点に世界で活躍する人がもっと増えてほしいと結びました。
（取材担当：FDCインターン生 九州大学芸術工学部環境設計学科3年 會田彩乃）
壇上の女性方の立場や置かれた環境はそれぞれ違っているのに、それぞれ自分なりの強い軸があり、ぶれない強さのようなものが感じられてかっこよかったです。またどなたも行動力があり、生き生きとしていました。私はようやく自分のこれからしたいことがぼんやりと見えてきた状況で、今は大学生で時間があって色んなことにチャレンジして学べる環境にあるので、やりたいと思ったことには積極的に取り組んでいきたいと思いました。
