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【実施報告】フィン・エアー福岡⇔ヘルシンキ直行便就航に伴い来福したフィンランド・ラハティ市の視察団から表敬を受けました

FDCニュース


2016年5月9日、フィン・エアーの福岡⇔ヘルシンキ直行便就航に伴い、フィンランド・ラハティ市長を含む市の視察団が来福し、福岡地域戦略協議会を表敬訪問して1時間にわたり意見交換を行いました。

冒頭、FDC石丸事務局長より、地域戦略策定から実行までを担う産学官民のプラットフォームとして、民間が主体となりつつ官・学・民が連携して事業化を目指しているFDCの活動全体について説明を行いました。
これに続いて、視察団のパコーネン市長が、ラハティ市の概況について紹介。

市長は「ラハティ市は、デザインやスポーツを中心に発展し、現在は高齢者が家庭でゆったりと安心して過ごせるような都市づくりを目指している」、「今回FDCの活動について説明を受け、都市の競争力を高めるためにどのような戦略を策定し実行しているのかを知ることができた」、「私たちは若い世代が興味を持ち、国のありかたやまちづくりに直接参画していくことが大切だと考える。まちづくりには様々な規則があり、長い時間がかかるが、できるだけ短期間で実現できるよう努めてくことでスマートなまちづくりを進めている」と自らの思いと市の取り組みについて語りました。

また、視察団は、ラハティ市が進める健康予防施策に関連する健康用品やスポーツ器具、サウナでヨガを行うサービスなどウェルネスとウェルビーイングを領域とする企業を中心にメンバー構成されており、それぞれが取り組む活動や製品についてプレゼンテーションが行われました。その際、視察メンバーからは福岡におけるビジネス機会をぜひ持ちたいとの強い意向が示されました。
これを受けFDC石丸事務局長より「福岡都市圏において今後ヘルスケアが重要なテーマになると捉えており、ぜひ連携し新たなビジネス機会の創出を」と呼びかけ議論を終えました。

直行便の就航に際し、福岡でのビジネス創出の可能性を求める視察団の訪問先として選ばれたことについて、FDCでは「これまで進めてきた取り組みが広く海外でも認められ始めた成果」だと捉え今後とも海外との連携を一層強めていきたいと考えています。