福岡地域戦略推進協議会(FDC)は4月20日、2016年度総会を開催いたしました。
開会にあたり、FDC麻生泰会長は、「2015年度は会員の積極的な参加のもと様々なプロジェクト、コンソーシアム組成を検討してきた。そして2016年度を第2期の最終年度と位置づけ、具体的な事業体の実現に向けスピードを加速させて行きたい」と挨拶。
同時に「『たくましいリ―ターシップと若さを兼ね備えた福岡市長』、『福岡市を都市成長の成功モデルにしたいという国からの期待』、『そして国家戦略特区の指定』、まさに我々はいま絶好の機会を得ている。ここにいる自分たち一人ひとりが福岡・九州から日本を変えていくという気概をもって取り組みを進めたい。そして、何より成果を出していくことを重視していきたい」と強い決意を述べました。
総会では2015年度活動報告・決算報告、2016年度事業計画・予算案などが承認されました。
2016年度事業計画の主な内容は、
➢地域戦略の工程において、本年度は中期における本格的なビジネスの開発(事業化)年度と位置付け、ビジネスの開発(事業化)の成果として、地方創生・福岡市国家戦略特区等を活用した地域の成長に資する事業の組成を目指す
また、2017年度を見据え、部会の再編(改廃含む)を狙い地域戦略を更に推進する
➢現在の経営資源ならびに地域戦略の目標達成への実質的貢献を見据えて、コンソーシアムもしくは事業体を組成する
➢福岡市国家戦略特区を活用した地域の成長に資する事業を組成するため、各部会での取組みからの事業発掘に留まらず、会員や省庁などとの丁寧な対話を通じて、協議会独自に事業者の発掘を行い、事業計画の検討、収支計画の検討、規制緩和策の検討、区域計画への反映という段階的な検討を支援する
➢地方創生など、国の政策と連携し、ビジネス開発を実施する
➢福岡市のスタートアップ支援やインバウンド事業連携等、ビジネス開発を支援する
などです。
2016年度がいよいよ始まりました。
FDCは取り組みの更なる加速により、ビジネス開発、事業の組成を促進してまいります。