2016年4月5日に、JTBグループが福岡市天神エリアに新たな訪日外国人向け集客交流施設「九州ツーリストインフォメーションセンター福岡(KYUSHU TOURIST INFORMATION CENTER FUKUOKA)」を開設しました。
このセンターでは、九州各県の観光地情報を発信するとともに、英語、韓国語、中国語に対応できるコンシェルジュが常駐し、訪日外国人旅行客に対する航空券・宿泊等の手配やレストラン・観劇の予約、両替、手荷物の一時預かりなどのサービスを提供します。一方、センターへの訪問者を対象にしたマーケティング調査やイベント開催による企業PRの実施など、訪日外国人旅行客と観光地、そして地域企業を結ぶ交流の場としても活用していく計画です。
JTBグルーブでは、年間10万人の利用を見込んでおり、今後福岡から入国した外国人旅行客がセンターで情報を得たうえで、九州各地へと足を延ばすことに大きな期待が寄せられます。
福岡地域戦略推進協議会は、地域戦略に資する事業の組成を目指す「コンソーシアム組成・推進支援」「事業化支援」の一環として、昨年より本事業を支援して参りましたが、本事業は民間主体で事業を立ち上げ推進する「地方創生」のモデルとしてとらえており、本事業をMICE誘致のワンストップ組織である「Meeting Place Fukuoka」の設立、空港型市中免税店「FUKUOKA DUTY FREE TENJIN」の開店に続き、天神のインバウンド受入の拠点化に向けた取組みとして位置付けております。本事業により、都心の魅力と拠点性の向上による集客機能がいっそう高まるとともに、インバウンド受入の拠点化に向けた取組みが一層加速されます。
福岡地域戦略推進協議会では、今後もさらなるインバウンド受入拠点機能の充実に向けた取組みを進めて参ります。