福岡地域戦略推進協議会は、4月21日(火)の2015年度第1回幹事会において、同日付で後藤太一事務局長の退任と石丸修平ディレクターの事務局長就任を正式に決定致しました。今後は、石丸新事務局長の下で運営を行ってまいります。
石丸新事務局長の今後の事務局運営方針は、以下の通りです。
福岡地域戦略推進協議会 運営の考え方
2015.4.21
福岡地域戦略推進協議会 事務局長 石丸修平
【私の決意】
- FUKUOKAに世界から多様性な人々を引きつけ、新しい価値観を受け入れる土壌をつくることで、経済が成長し、雇用が生まれ、人々の暮らしの質を高めていく
- FDCがその目的を実現するための役割を果たし、FDCの取組みを世界のモデルとして示すことで、FUKUOKAから世界を変えて行きたい
- FDCがその役割を実現するためには、今このチャンスを逃してはならない。将来、子どもたちに僕たちがこんな素敵な街をつくったんだよと誇りを持てる取組みを、今覚悟を持って実施して行く
【FDC戦略目標の達成】
- 「2020年にGRP+2.8兆円、雇用+6万人、人口+7万人」というKPIを達成する
- 世界は国家間の競争から都市間競争に移行してきているとの認識の下、福岡市を中心とした福岡都市圏が一体となって世界に打って出るために、産学官民の強みを活かして最先端の技術開発やビジネスモデルを生み出すプラットフォームとなる
【運営の2本柱】
●国家戦略特区
- 国家戦略特区の重点期間が残り1年であることに鑑み、共同提案者として国家戦略特区の目玉となる事業の組成に注力する(新技術の活用、新産業の創出)とともに、新たな規制緩和項目の案出を行う
- 上記を核としたFDC地域戦略を推進する(観光、スマートシティ、人材、食、都市再生他)
●地方創生
- 政府や民間シンクタンクが地域に産官学民(金)が参画するプラットフォームを組成すべきであると提言して各地で検討が進められている中、FDCは既に組成され役割を担ってきていることに鑑み、FDCを地方創生のモデルとして地域活性化及び地域産業形成を担う
- 地方創生の推進に際しては、九州全体への経済波及や活性化の観点で事業を組み立てる
- 上記を踏まえた事業化の担い手となるにあたっての課題(事業実施、金融機能、行政との関係)を解決するため法人化を検討する
【事業方針】
●地域戦略の推進(施策の事業化)
- 目論見に基づき事業体を組成し、事業を軌道に乗せる支援を行う
- プロジェクトメンバーが事業性検討を実施する「コンソーシアム」の組成・活動を支援する
- 事業の推進にあたっては常にKPIを意識し、KPIに基づく事業の検証を実施する
●地域戦略の域外への展開(広域化)
- 福岡都市圏の自治体の参画を促し、恊働する体制を構築する
- 九州全体に成果を波及させて行くための関係者連携の強化する
- 政府、外国政府・自治体・国際機関等とのワンストップ窓口として、対内投資受入支援、域外企業へのビジネス開発支援する