福岡地域戦略推進協議会(以下、FDC)は2月27日、都市再生部会が中心となって「福岡水辺活性化セミナー」を開催いたしました。
このセミナーは、今年度都市再生部会で取り組んできた「水辺活性化プロジェクト」の成果を踏まえた上で、国土交通省の「ミズベリング」事業とタイアップし今後どのようにして福岡の水辺を活性化していくかを見出すことを主な目的として開催したものです。
橋田紘一都市再生部会長の挨拶の後、これまで進めてきた「水辺活性化プロジェクト」について後藤太一事務局長より報告、つづいて福岡市住宅都市局みどりのまち推進部みどり推進課井上雄介係長に「福岡市水上公園整備・管理運営事業者募集(同日公募開始)」についてご説明いただきました。
その後、国土交通省河川環境課保全調査官藤井正人氏とプロジェクトプロデューサー山名清隆氏より「ミズベリング」事業についてご紹介いただきました。
後藤太一FDC事務局長 「水辺活性化プロジェクト」報告の様子
福岡市住宅都市局みどりのまち推進部みどり推進課井上雄介係長様 「福岡市水上公園整備・管理運営事業者募集(同日公募開始)」についての説明
国土交通省「ミズベリング」事業は、『日本のまちに、ワクワクする水辺をつくりだそう』のキャッチフレーズのもと、既存の枠にとらわれずに水辺空間を活用していくことで、まちに新しい賑わいを創出していこうとするプロジェクトです。
そのため、行政の枠を超え市民が主体となって取り組む枠組みのもとに、河川法や河川占有許可基準などの規制緩和を促し、リバーサイドでのカフェ運営やテラス設置、コンサートやイベント開催など水辺の活性化を進めています。
講演の中で、国土交通省藤井正人河川環境課保全調整官は「公共とは交響」、市民と行政がまちを良くしていこうという共通の思いのもとに一体となって響きあうこと。水辺をテーマにぜひ行政と市民がひとつになって賑わいを創出していきましょう」と強い期待を表明されました。
また、山名清隆プロジェクトプロデューサーは「この事業を進めていくにつれ、すさまじい勢いでミズベリングが市民の間に浸透しはじめています。ぜひ巻き込み巻き込まれしながら福岡でもこのうねりを活用してください」と語られました。
FDC都市再生部会では今回のセミナーを受け、国土交通省ミズベリング事業と連携しつつ、市民の参画も模索しながら、福岡の水辺を活性化にむけ、取り組みを加速させていきたいと考えています。
① FDC「水辺活性化プロジェクト」報告
② 「福岡市 水上公園整備・管理運営事業者募集について」
③ 「福岡水辺活性化セミナー藤井調整官」
④ 「水辺の創造力を高めるプロジェクト・ミズベリング」
⑤ 「かわまちづくり」
▼福岡市水辺活性化セミナー資料 一式
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