都市再生部会・博多周辺分科会では、2013年3月26日(火)、第1回分科会を開催しました。
博多周辺分科会の本郷分科会長(JR九州)をはじめ、20名が出席。博多周辺分科会の目標や参加会員、対象となるエリア(博多駅を中心に東西約1.5km、南北約1.0km)や2013年度の活動予定などを説明しました。
また、前日(3月25日)に福岡市都市計画審議会より告示された博多駅中央街地区地区計画の変更を受けて、博多駅南西ゾーンを例に都市計画決定の内容をバーチャルリアリティ( VR。仮想現実としてデジタルで再現された空間)で紹介、博多周辺地区の戦略イメージ案を紹介しました。
博多周辺エリアは、九州新幹線の全線開通を受けて賑わいが創出されましたが、今後も博多駅南西ゾーンの開発や地下鉄七隈線の延伸などが予定されており、駅周辺だけでなく博多地区全体における開発の動向も注目されています。博多周辺分科会では、対象エリアの「賑わい・景観」の向上や「歩行者ネットワーク」の形成について検討を進めるほか、建物の「機能更新」や各種「交通」機能強化などについて検討をすすめる予定です。
■都市再生部会と分科会について
都市再生部会では、特定都市再生緊急整備地域にも位置付けられており、積極的な都市再生が求められている福岡都心の再生戦略の策定を行うこととしています。都心部を、「天神・渡辺通」「ウォーターフロント」「博多周辺」の3つのエリアに分け、それぞれ分科会を設立して開発戦略を検討していきます。