2012年10月12日(金)に開催した「都市開発戦略フォーラム」のレポートをwebサイトに公開します。
<概要>
市⺠と来訪者の両方の移動の質を改善することを目的とし、昨年7月の専門家ワークショップで提案された「福岡の都市開発の5つの原則」を基礎として、 福岡の経済開発戦略、都市開発戦略を支える交通戦略を「バス交通の再考と既存インフラ活用」を前提に提案。
福岡の都市開発の5つの原則
- Connectivity/つながり
- Accessibility/たどりつきやすさ
- Legibility/わかりやすさ
- Imageability/イメージのつかみやすさ
- Walkability/歩きやすさ
提案の3つのポイント
- 福岡都市圏全域の移動(モビリティ)の質の向上 ・鉄道、地下鉄、バス、水上交通の統合された「福岡版スマートシティ」における交通ネットワーク
- 都市開発を誘導する公共交通軸の形成 ・主要施設へのAccessibility/たどりつきやすさの向上と都心の成⻑の方向づけ
- 交通体系改善に向けた意思決定 ・バス交通軸に限られた公共施設立地やインフラ整備
福岡地域戦略推進協議会では、実現性のある地域戦略の検討の一環として、また地域戦略の作成とこれからの推進を担う人材の育成事業として、当協議会と海外の実務専門家が協働で都市開発戦略を検討する「国際実務研修」を 2011 年より実施しています。