2012年9月6日(木)、福岡地域戦略推進協議会のコーディネートで、シンガポール政府関係者らが福岡市の「再生水利用下水道事業」を視察しました。
閉鎖性海域や中小河川しか存在しない地理的特性から、福岡市は、博多湾水質保全のための汚水の安定処理、汚泥の資源利用、総合的な雨水対策などに真剣に取り組んできており、なかでも、下水処理水をトイレの洗浄用水などにリサイクルする下水処理水の再利用はアジア最大級の事業規模を誇っています。
当協議会では、設立当初から海外の専門家を招いたワークショップや研修を行っており、今回の視察はそのネットワークから派生しコーディネートを行いました。このような福岡の強みをいかした海外との関わりは今後も積極的に行っていきたいと考えています。