事業内容

国連ハビタット福岡本部との連携

国連ハビタット福岡本部との連携

福岡地域戦略推進協議会(以下、FDC)と国連ハビタット福岡本部(以下、国連ハビタット)は2016年9月、FDCの産学官民のプラットフォームを活かし、アジア太平洋地域の諸都市の持続的な発展を実現することを目指して包括連携協定を締結し、パートナーシップを構築しました。

2024年9月麻生セメント株式会社にて (左:国連ハビタット石垣和子本部長、右:麻生泰会長)

「#国連ハビタット」のトピックス一覧

本協定について

本協定に基づき、FDCと国連ハビタットでは、アジア太平洋地域における諸都市の持続的な発展に向けて、FDC会員の技術やノウハウの活用の可能性や、域外での事業化の可能性の検討などを共同で進めています。
特に、アジア太平洋地域の都市における都市開発、都市マネジメント、都市サービスの改善、コミュニティ開発、および経済開発などの分野を対象としています。

協定締結時の様子

本協定の更新

2019年2月には、包括連携協定を更新。従来の連携内容であった取組みに加え、国際社会の開発目標であるSDGsやNUA(ニューアーバンアジェンダ)を踏まえ福岡都市圏の地域戦略を共同で策定するとともに、FDC会員の事業や取組み(ソリューション)をSDGsの観点からカタログ化し、アジア太平洋地域の諸都市への展開を進めています。
協定の更新にあたって両者代表のコメントは以下の通りです。

  • FDC麻生泰会長
    「このネットワークをFDC会員それぞれが持つソリューションのアウトバウンドにおけるビジネスチャンスとして進めていきたい。福岡発の産業移出に繋げ課題先進国としての日本の技術の発信の場としていきたい」
  • 国連ハビタットの是澤優本部長
    「ゴミ埋立技術である福岡方式に代表されるような福岡都市圏の持つ技術をアジア太平洋地域へ移出していきたい、またスタートアップなどが持つIoT技術をスマートソリューションとして展開していきたい」
2019年2月協定更新時 (左:国連ハビタット是澤優本部長(当時)、右:麻生泰会長)

包括連携協定について

1.役割

  • FDC
    福岡都市圏における地域戦略の策定、FDC会員が所有するノウハウ・技術の特定およびプロジェクト実施における支援ならびにコンサルティング
  • 国連ハビタット
    SDGs及びNUAに関する情報提供、アジア太平洋地域における連携パートナー(都市もしくはステークホルダー)の選定、都市問題およびニーズの具体化、プロジェクト実施における技術支援ならびに各種調整

2. 期待する成果

  • SDGs、NUA(ニューアーバンアジェンダ)を踏まえた福岡都市圏の地域戦略の実装
  • FDC会員とアジア太平洋地域諸都市ならびにステークホルダーとの関係構築
  • 対象都市ならびに移出する産業分野の特定
  • 共同事業のプロモーションならびに福岡都市圏の世界への発信
  • 共同事業の実施による対象都市の都市課題の解決ならびにFDC会員の海外進出の促進
(図)包括連携協定による事業推進のイメージ

活動実績等々

  • サロンの開催
    国連ハビタットの持つノウハウやネットワークを活かし、福岡でのグローバルコミュニティ構築を目指したサロンを開催

2023年度
「気候変動に適応した世界に通用するビジネス開発とは」
「脱炭素社会に向けた日本の技術~世界に通用するビジネス開発とは~」

2022年度
テーマ:『国際人材を惹きつける魅力的な都市とは』
第1弾「意外と知らない!?街づくりにおける”アート”の可能性」
第2弾「福岡の街の魅力を‟食”から再発見 ~世界の食の都をめざして~」
第3弾『「文化」×「都市デザイン」をテーマに考える、国際人材が集まる魅力的な街とは?』

2021年度
テーマ:『~グローバル都市福岡の実現に向けて~国際人材にとって魅力的な街・組織とは~』
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第二弾の開催報告はこちら
第三弾の開催報告はこちら

  • 連携イベントの開催
    国連はビタットが持つノウハウをFDC会員含めた皆様に提供するための連携イベントを開催

2020年度
「COVID-19の影響とpost COVID-19のまちづくりの方向性を議論するセミナー」~インド・ベトナムにおける新型コロナウイルス対策~

2019年度
SDGsを学ぶ〜SDGsを事業に活用する方法〜