背景
「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2023 改訂版」(令和5年6月 16 日閣議決定) において、「我が国の運用セクターを世界レベルにするため」、「具体的な政策プランを新しい資本主義実現会議の下で年内にまとめ、国内外への積極的な情報発信を含めた必要な対応を進める」とされた。このため、家計金融資産等の運用を担う資産運用業及びアセットオーナーシップの改革並びに資産運用業への国内外からの新規参入及び競争の促進等を内容とする資産運用立国に関する政策プランを検討すべく、新しい資本主義実現会議の下に、資産運用立国分科会(以下「分科会」という。)を設けた。
主な内容
2023年10月4日に開催された第1回会合において金融庁が提示した資料。「資産運用業の改革」「資産運用業への国内外からの新規参入と競争の促進」「その他の取り組み」の3項で構成
・資産運用業の改革
◼︎ 資産運用力の向上やガバナンス改善・体制強化
◼︎ 運用対象の多様化
◼︎ スチュワードシップ活動の実質化
・資産運用業への国内外からの新規参入と競争の促進
◼︎ 日本独自のビジネス慣行や参入障壁の是正
◼︎ 新規参入支援の拡充等
・その他の取り組み
◼︎ 対外情報発信・コミュニケーション
◼︎ 家計における資産形成の促進
出典 内閣官房ホームページ 新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議