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【トピックス】『エンタープライズ教育』を実践する京都市立西京高等学校の研修プログラムを福岡地域戦略推進協議会がコーディネート  ~10月4日フィールドワーク実施~

FDCニュース

福岡地域戦略推進協議会(以下FDC)は、グローバルに活躍する人材育成を目指した『エンタープライズ教育』を実践する京都市立西京高等学校の研修プログラムをコーディネートし、10月4日フィールドワークの実施に至りました。

京都市立西京高校は、社会人力を育成し、将来その力を十分に発揮することで社会に貢献し活躍できるグローバルリーダーを育てる『エンタープライズ教育』を実践。その一環として、1年生が異文化や地域における課題解決などを学ぶフィールドワークを実施しています。 この研修プログラムは、テーマや訪問先などを自分たちで調査し企画したたうえでフィールドワークを行い、2年生になってレポートとポスターを作成。学内のオーディエンスの前で発表する、というたいへんユニークな内容となっています。(新型コロナ禍のため現状は国内でのフィールドワークを実施)
そして、今年度の企画立案にあたり、福岡におけるSDGsやスマートシティの取り組みを学びたいとの相談がFDCに寄せられたことから、FDCがリエゾンとして各所を調整し、

  1. 九州大学西原正通教授による「水素エネルギーで動かす未来の社会」をテーマとした講演
  2. LINE Fukuoka南方尚喜DX・Smart Cityセンター センター長による「LINE Fukuokaが進める『LINE SMART CITY  FOR FUKUOKA』の取組み紹介ならびにLINE Fukuokaのオフィスツアー
  3. FDC石丸修平事務局長による講演「FDCにおけるオープンイノベーションの取り組みについて」

を内容とするプログラムを提案し、10月4日実施に至りました。

講演後、参加した生徒から「京都のような昔の文化・歴史と共存していくことは大事だが、福岡のように新しいものを取り入れながら発展していくことも大切だと思った」や「産学官民が連携しどのように協働していくかを一緒になって考えていくことは重要だということを理解した」などの感想が出されるなど、有意義な研修を行うことができました。

FDCでは、引き続き次世代を背負うグローバル人材育成、ならびに他都市・地域との連携に取り組んでいくとともに、様々な場面や案件において産学官民のリエゾン(橋渡し役)としての機能を発揮していきたいと思っています。

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